ソニーMESHプロジェクトは9月28日、Raspberry Pi向けMESHハブアプリケーション(以降、MESHハブアプリ)を年内にリリースすることを発表した。公開先は同製品のMESH公式サイトを予定。
MESHは、無線接続できるハードウェア・ブロックと専用アプリ内のソフトウェア・ブロックを組み合わせて使うIoTプラットフォーム。MESHハブアプリをRaspberry Piにインストールすることで、Raspberry PiをMESHのハブとして利用できるようになり、MESHアプリで作成したレシピをRaspberry Pi上で常時動作させることが可能となる。そのため、スマートフォンやタブレット、そしてMESHのブロックの距離が離れていても、MESHアプリで作成したIoTの仕組みをいつでも動かせるようになるという。
加えて、スイッチサイエンスにより、MESH GPIO用拡張アクセサリーのラインナップが追加され、電子工作キット「littleBits」のような他のデバイスやセンサーモジュールとのさらなる拡張が可能になるとしている。なお、同社は2017年10月3日より開催される「CEATEC Japan 2017」(会場:千葉市美浜区・幕張メッセ、MESH展示ブースNo.H052)にて、MESHハブアプリのデモを先行展示する。