ストラタシス・ジャパンは、アイウェアフレーム製品開発期間の大幅な短縮をサポートする、アイウェア向けの新3Dプリンティングソリューション「VeroFlex ラピッドプロトタイピング・アイウェア・ソリューション」を発表した。

VeroFlex ラピッドプロトタイピング・アイウェア・ソリューション

同ソリューションは、アイウェアの試作品を迅速に製作するというニーズに特化した「VeroFlex」という新しい造形材料を使用し、マルチカラー&マルチマテリアル対応の「Stratasys J750」3Dプリンタを組み合わせて実現されるもの。

これによりアイウェアメーカーは、製品開発時に最新のトレンドを取り入れ、かつ製品化までの期間を1年以上も短縮することで製品の販売実績を向上するという。また、アイウェアデザイナーは、透明、柄もの、カラフルなデザインなど、さまざまなデザインフレームをリアルかつ高精度で3Dプリントすることが可能となるのに加え、製品化にかかる期間も、従来の15カ月から8週間に短縮することが可能となるとしている。

VeroFlexは、コンセプト確認やデザイン検証、機能試験まで、アイウェアのフレーム試作に最適な柔軟性を提供し、幅広い色彩表現、手ざわり、不透明から透明まで、リアルかつ高品質なプロトタイプを実現する。

また、VeroFlexマテリアルは、機能試験においても有効な造形材料であり、同マテリアルで3Dプリントされたモデルは、落下試験、レンズの取付け、負荷試験、耐摩耗性試験など、アイウェアメーカーが一般的に行う多くの測定評価にも対応する。

透明、 柄もの、 カラフルなデザインなど、 様々なデザインフレームをリアルかつ高精度で3Dプリントすることが可能