Silicon Laboratories(Silicon Labs)は9月25日(米国時間)、4.5G およびイーサネットベースCommon Public Radio Interface(eCPRI)無線アプリケーション向けに高性能でマルチチャンネル対応のジッター低減を実現するワイヤレスクロック「Si538xファミリ」を発表した。
同ファミリは、同社のDSPLL技術を活用し、4G/LTEとイーサネット向けのクロック供給を1つのICに統合した高度なタイミングソリューションで、これにより小型セル、分散アンテナシステム(DAS)、μ-BTS、ベースバンド・ユニット(BBU)、フロントホール/バックホール装置など、要求の厳しいアプリケーションで複数のクロック・デバイスや電圧制御水晶発振器(VCXO)を省略することができるようになるという。
なお、Si5381/82/86ファミリは、すでにサンプル出荷を開始しているほか、複数の開発キットも提供を開始しているという。