NTTコミュニケーションズは9月27日、米VirtustreamおよびEMCジャパンとの開発・販売協業に基づき、SAPシステム向け共有型クラウド基盤サービス「Enterprise Cloud for ERP」を同日より提供開始すると発表した。

SAPシステム向けにパッケージ化したクラウド基盤をマネージドサービスとあわせて日本、米州、欧州、豪州にて提供する。

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「Enterprise Cloud for ERP」は、SAP HANAに対応したクラウド基盤で、仮想HANA(最大2.9TB)メニューと物理HANA(最大8.0TB)メニューを提供。また、同一データセンター内でのHigh Availability(HA)構成、および東京・大阪間でのDisaster Recovery(DR)構成を組み込んだ標準メニューを提供する。料金は実利用ベースの従量課金となっている。

また、SAP BasisやSAP HANAなどのマネージドサービス、システム監視サービスおよびTAMS(Technical Account Manager Services)を提供。TAMSでは、ITILに基づくシステムの運用支援、運用状況分析、ならびにベストプラクティスに基づくアドバイスサービスを提供する。