デルとEMCジャパンは9月25日、VMware環境向けの新機能を搭載したデータバックアップ/保護ソフトウェア製品群「Dell EMC Data Protection(データプロテクション)」を発表した。
同製品は、自動化機能の拡張、VMwareとのネイティブな統合機能によって、VMware環境におけるIT管理の簡素化、運用環境全体を通じた透明性の向上、データ保護とガバナンスの自動化を実現する。
ソフトウェア・デファインドのアーキテクチャにより、VMwareのデータ保護ワークフローの自動化と「vSphere」とのネイティブな統合性を提供し、効率的なバックアップ/リカバリが可能になる。
新たなラインアップの「Dell EMC Data Protection Suite for Applications」は、VMwareのハイパーバイザーから「Dell EMC Data Domain」への直接データパスによって、従来の環境との比較で最大5倍高速なバックアップを実現しながら、データ保護プロセスを自動化する。
また、同製品は環境全体を通じてデータのコピーを既存環境に影響を与えることなく発見するので、企業は、すでに保有しているデータを統合的に監視できるとともに、保護に関するSLO(サービスレベル目標)へのコンプライアンスを自動化できるという。