ユニ電子とインフォテリアは9月21日、協業し、インフォテリアのIoT対応モバイルアプリ開発ツール「Platio」がユニ電子のIoTデバイスに標準対応することを発表した。

協業により、ユニ電子のIoTデバイスが捉えたセンサー情報を、Platioを介してiPhoneやiPadなどのモバイル端末で取得して、クラウド上で情報管理・記録を行えるようになり、計測などを伴うビジネスシーンでIoTの手軽な導入が実現。今までセンサーの情報を手書きで記録してからデータ化していたような業務をクラウド上で管理できるようになるので、業務の大幅な効率化を実現するという。

連携のイメージ

また、Platioではセンサーからの蓄積データも取得可能になったため、スタッフが定期的に巡回するような現場でも、一定期間のIoTデータをまとめて取得することが可能となる。これによって、センシングデータの収集の初期費用の削減とIoT活用の敷居を下げることが可能だという。

Platioに対応するセンサーは、ワイヤレス温湿度センサー「Logtta(ログッタ)」、CO2センサー「Logtta CO2」、防滴温湿度センサー「Logtta WR」、ワイヤレス温湿度センサー「Logtta Cable」、ワイヤレス水温センサー「Logtta Water」の5種。