富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は9月21日、マカフィーとマカフィーのEDR(Endpoint Defense and Response )ソリューションに関するサービスプロバイダー契約を締結し、マカフィーの同ソリューションを活用したエンドポイント対策サービス「マルウェア検知・拡散防止サービス」を販売開始すると発表した。

「マルウェア検知・拡散防止サービス」の仕組み

同サービスは、エンドポイントに侵入したマルウェアの検知や自動隔離・駆除に加え、富士通SSLのセキュリティスペシャリストが脅威情報を活用し、対処、復旧、報告までの一連のインシデント対応を支援する。

ウイルス定義ファイルや機械学習によるマルウェアの検知、業務への影響を最小限にしたマルウェアの封じ込め、振るまいのクラウド解析など、マカフィーのEDRソリューションが備える複数の検知技術により、新種や亜種のマルウェアもブロックするとしている。

また、同サービスを利用する企業で検知されたマルウェア情報も、富士通SSLのセキュリティスペシャリストが利用者のPCに脅威情報としてリアルタイムに共有し、侵入を防御する。

販売価格は利用台数によって異なり、1000台の場合、月額230万円から。