SBI証券は9月20日、ウェルスナビおよびGAIA(ガイア)と業務提携し、ロボアドバイザーによる資産運用サービス「WealthNavi for SBI証券」の対面サービスの提供を2017年10月から開始すると発表した。新サービスにより、さらに多くの個人投資家の資産形成を支援できると期待しているという。
WealthNavi for SBI証券は2017年1月に開始し、ウェルスナビが提供するロボアドバイザー「WealthNavi」を、SBI証券の顧客向けにカスタマイズした資産運用サービス。資産運用のアルゴリズムを用いて、顧客の資産を自動で運用する。
年率1%の手数料(3000万円まで)で手軽に世界水準の金融アルゴリズムの利用を可能とし、2017年7月にはサービス開始後5カ月半で残高100億円を突破するなど、多くの顧客が利用しているという。
今回の取り組みでは、SBI証券がインターネットで告知を行うWealthNavi for SBI証券に関するセミナーなどの来場客に対し、ガイアが対面でのコンサルティングを提供する。これにより、利用客は専門家と直接相談をしながら将来に向けた資産形成を考えられるようになるとしている。