日立システムズと日立システムズフィールドサービスは、全国約300カ所のサービス拠点にいる日立システムズグループのエンジニアを活用した、企業の現場業務のデジタライゼーションを支援するサービスを拡充すると発表した。

具体的には、全国の自治体向けに、防災資機材や備蓄品の管理を支援する「統合資産管理サービス 防災資機材管理モデル」を販売開始する。このサービスは、ある自治体の約3,000点の防災資機材管理を支援した実事例を基にサービス化したもの。

このサービスでは全国に展開している日立システムズと日立システムズフィールドサービスのカスタマーエンジニアが、顧客現場で防災資機材や備蓄品の棚卸しや台帳の整備業務を代行するほか、管理ラベルのレイアウト作成から貼り付け、保管場所や数量を正確に把握するための設備資産管理システムの導入、システム導入後のシステム操作教育や実際のシステム運用サポート、倉庫に保管したままの防災資機材の定期的な動作確認や備蓄品の有効性確認などを行う。

「統合資産管理サービス 防災資機材管理モデル」の主なサービス内容

また、防災資機材が故障した際の修理に関する問い合わせには、日立システムズのコンタクトセンターで一元的に対応する。なお、価格は個別見積もり。