ジャガー・ランドローバーは、2040年以降の未来のモビリティを示唆するバーチャル・コンセプト・モデル「FUTUREタイプ」を発表した。
完全自動運転が可能な「FUTUREタイプ」は、車を所有するのではなく、自ら走行する車を共有するという未来の形を提示したもの。「FUTUREタイプ」のインタフェースを介して、仕事、家庭、またはレジャーなどの用途に応じて、多岐にわたるデジタル領域にアクセスでき、欲しい情報を呼び出して、不要な情報を遮断することが可能だという。
この中核を担う、ステアリング・ホイール「Sayer」は、音声で作動する人工知能(AI)を備え、何百ものタスクを処理することができる。また、車両を呼び出し、音楽をかけ、レストランを予約し、さらには冷蔵庫の中身までを把握することも可能だという。
なお、自動運転機能を備えながらも、自分で運転することも選択可能で、従来通りの運転する楽しさを体感できるものだとしている。