日立システムズは9月14日、クレジットカード番号等の機密情報を取り扱う企業向けに、カード番号等の安全管理を支援するソフトウェアとITインフラをセットで提供する「ハイパーコンバージド・ソリューション トークナイゼーションモデル」を販売開始した。価格は3000万円から。

このソリューションは、カード番号を不可逆の別番号に置き換えて管理(秘匿化/トークン化)するソフトウェアと、サーバやストレージ、仮想化ソフトウェアなどのITインフラをセットにして提供するもので、主にクレジットカード番号を内部に保有しているPOSシステムやポイントシステム向けに適用できるという。

システム構成イメージ

暗号化ソフトウェアとしては、Thales e-Securityの製品を活用し、カード番号を乱数により生成する別の情報に置き換えることで、単体では全く意味のないデータにすることが可能だという。また、暗号化や特権ユーザーコントロール、ファイルアクセス監査等に対応する。

製品の販売・導入は、日立システムズが対応し、運用・保守についても、オプションで保守サービスを提供する