ゼブラ・テクノロジーズは、産業用プリンタの新製品として「ZT600」シリーズおよび「ZT510」シリーズを発表した。

このたび発表された新製品は、過酷な環境下での使用にも耐えうるよう堅牢に設計されると同時に、高い印刷品質と長時間稼働を実現した産業用プリンタ。製造業における製造工程の「見える化」向上へ向けた取り組みをサポートしている。

ZT610およびZT620は、物流業、製造業において生産性の向上を実現する高速印刷が可能で、過酷な環境においても耐久性と信頼性に優れたプリンタを製造するゼブラの伝統を引き継いでいる。

Xi4シリーズの性能をさらに高めたZT600シリーズは、3mmのラベルに対して600dpiの微細印刷を実現し、メディアやリボン装填を簡素化するとともに、プリンタの稼働状況を把握できるカラーディスプレイ、エラー表示によりユーザーの迅速な問題解決やプリンタの長時間稼働を可能とするガイド付きマルチメディアヘルプなど、新機能を提供する。

また、同シリーズは生産性を最適化するため、プリンタの設置展開やネットワーク接続、日常の使用、メンテナンスを効率化するように設計されたソフトウェア・Link-OSアプリケーションを搭載している。これにより、IT担当者は「プリンタ・プロファイルマネージャ」や「OVS/AVS」などの見える化サービスを活用することにより、最新のセキュリティに対応したLink-OSプリンタの運用が可能となっている。さらに、ゼブラ製プリンタ群の管理、トラブルシューティング、設定確認を遠隔地から容易に実行できるため、運用コストの削減をもたらすとしている。

一方、ZT510は卓越した耐久性、信頼性と価格のバランスを実現したプリンタ。基本機能と、最高の印刷品質と耐久性を提供する。

なお、これらの製品は、東京ビッグサイトで開催されている「自動認識総合展」に展示されている。同展示会では、ハンディターミナルやラベルプリンタをテーマとした「『見える化』で始まる現場の変革」に関するプレゼンテーションが行われる。9月14日 14:00~14:20には、ゼブラがAndroid OSを推奨する理由やゼブラのIoT(見える化)への取り組みを様々な視点で説明する「ハンディターミナル編」が、9月15日 14:00~14:20には、ゼブラのラベルプリンタでのIoT(見える化)への取り組みや対応について紹介する「ラベルプリンタ編」が開催される。どちらも参加費は無料。