ナビプラスは9月7日、同社が開発・提供するパーソナライズドレコメンドサービスである「NaviPlusレコメンド」にAI(人工知能)による自動最適化機能を追加し、提供開始した。併せて、ルミネが同社の公式ネット通販サイトである「i LUMINE(アイルミネ)」のレコメンドロジックの改善に同機能を採用したと発表した。

自動最適化機能によるレコメンドロジック選択比率の日ごとの変化イメージ

NaviPlusレコメンドは、訪問者の行動履歴情報やアイテムの属性情報を解析することで、訪問者個々に合わせたレコメンド(推奨)アイテムを提示できるというASPサービス。サイトで扱う商品やコンテンツ、またはレコメンドを表示するページや場所により、最適なレコメンドロジックは多様なため、従来はABテストなどを行いながら改善を繰り返すプロセスが必要だったという。

新たに提供開始した自動最適化機能は、AIがサイト訪問者の行動情報から学習を繰り返し、複数のレコメンドロジックの中から最も成果の高いものを選択する。これにより、最適なレコメンドロジックを見つけ出すための工数・コストの削減や、熟練したマーケティング経験者に依存しないサービスの効率的な運用が期待できるとしている。

ルミネは自動最適化機能の利用により、i LUMINEスマートフォンサイトの商品ページのレコメンドロジック改善を行っているという。