日本マイクロソフトは9月5日、自社の働き方改革の推進、ダイバシティー&インクルージョンの取り組みとして、「ファミリーフレンドリー休業制度」を2017年9月より導入したと発表した。
今回導入する制度は、出産予定の女性社員のための出産休業(Maternity Leave)、配偶者/パートナーが出産した際の育児休業(Paternity Leave)、養子縁組を行った際の育児休業(Adaptive Parents Leave)、深刻な病気や介護が必要な家族をサポートするための看護・介護休業(Family Caregiver Leave)を一定期間「有給」で認めるもの。
出産する女性社員においては、これまでは法定の産前産後休暇および育児休業は無給だったが、新制度により、20週の有給(100%給与支給)の出産休業を取得できるうえ、法定の育児休暇が取得できる。
子供が生まれる社員および養子を迎えた社員においては、これまでは有給の配偶者出産休暇2日と無給の法定の育児休業が取得できたが、新制度により、6週の有給の育児休業または有給の養子休業を取得することが可能になる。
新制度により、重篤な健康状態にある家族の看護および介護のために、毎年最大20就労日の有給の休業を取得することが可能になる。