NTT西日本は9月1日、ICT環境の高度なセキュリティ対策から運用まで一元的に支援するセキュリティサービスを順次提供開始することを発表した。提供されるサービスは2つに大別できる。
サービスの1つである「Bizひかりクラウド セキュリティ」は、セキュリティ多層防御に加え、新たにセキュリティ専門家による24時間365日の運用監視といったより高度なニーズに対応したセキュリティ対策をクラウドサービス化し、顧客の要望に応じてカスタマイズして提供するもの。エンドポイント対策やゲートウェイ対策、運用監視、現地駆け付けサービスなどを実施する。提供開始は9月1日から。
価格はサービスタイプによって異なり、「運用監視」が初期料金、月額料金ともに個別見積り。「ゲートウェイ対策(UTMパック)」は、初期料金が個別見積り、月額料金(税抜)が2万1000円~。「ゲートウェイ対策(メールサンドボックス)は、初期料金が5万円~、月額料金が2万5000円~(いずれも税抜)。「エンドポイント対策(アプリケーション仮想化)は、初期料金が30万円~、月額料金が1ユーザー当たり1980円~(いずれも税抜)。「エンドポイント対策(デスクトップ仮想化)」は、初期料金が個別見積り、月額料金が1ユーザー当たり4900円~(いずれも税抜)となっている。
もう1つのサービス「セキュリティおまかせプラン」は、これからセキュリティ対策を始めたい、または専任のIT担当者の体制が十分に整っておらず社内のセキュリティ対策を全てアウトソーシングしたいという主に中堅・中小企業の利用者に向けて、セキュリティ対策に加えて、新たに防御から運用監視・対処までトータルサポートを提供するもの。汎用的なセキュリティ対策サービスをパッケージ化し、導入しやすい価格で提供するほか、同社の「オフィスネットおまかせサポートサービス」で培ったICT環境への困りごとに対する幅広い対応を実現する。提供開始時期は10月2日を予定している。
価格はサービスタイプによって異なり、「運用監視」「ゲートウェイ対策」はともに、初期料金が1万4500円、月額料金が1万3000円(いずれも税抜)。「エンドポイント対策(エンドポイント セキュリティツール(ソフトウェア)」は、初期料金が利用者設定、月額料金が1台につき500円となっている(いずれも税抜)。