住友商事は8月30日、住友商事グループでのロボット関連事業の取り組みを強化する一環として、ロボットの研究開発および社会実装を加速させることを目的とした国際大会である、World Robot Summit 2018(WRS)にGlobal Partnerとして協賛することを発表した。

住友商事が支援する主なロボット関連技術の例。左から、コミュニケーションロボット(ユニロボット)、自律移動型ロボット(ZMP)

政府は「ロボット新戦略」を掲げ、ロボット産業の更なる拡大を目指している。特に、高齢化社会に対応する介護用途や、社会インフラの老朽化に対応するインフラ点検用途といった、サービスロボットを中心とした新たなロボットの導入・普及が、今後の大きなテーマとなっている。

同社は、既に多数のロボット関連技術を開発するベンチャー企業の事業化を支援し、日本のみならず、世界の住友商事グループの多様な事業活動において、各種ロボットの導入・活用を始めている。

また、今回のWRSへの参画を契機に、ロボット産業の関係企業各社と連携を強化し、ロボット産業の更なる発展に貢献していきたいとしている。

なお、同大会は経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が主催し、10月17日~21日に東京ビッグサイトにて開催される予定だ。