イー・ガーディアンは、画像内物体検知システム「Kiducoo AI(キヅコウ エーアイ)」を用い、ロゴやキャラクター盗用など著作権侵害のパトロールを行うサービスを、8月31日より提供開始した。
「Kiducoo AI」は、最新の物体検知アルゴリズムとAI技術を融合させ、SNSやインターネット広告などの画像データに含まれる要素を自動解析し、タグ付けすることができる画像内物体検知システム。
同社がこのたび開始したサービスは、「Kiducoo AI」が画像内において何が写っているか、どこに写っているかという分析を得意とすることから、広告審査代行で培ったノウハウと掛け合わせ、企業が展開する商品やサービス広告に使用されるロゴやキャラクター盗用による著作権侵害のパトロールを行うもの。
また、特定のターゲットにとって何がトレンドとなっているか、特定のシーンで使用されている商品の傾向等を導き出し、マーケティングデータの収集に役立てることができる。また、広告クリエイティブ・配信先などを最適化するデータ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)をサポートする。
なお、既にスタートしている実証実験では、キャラクターの検知率は96.41%、ロゴは83.52%となっており、同技術と人の目による厳しい監視体制を敷くこのサービスの展開により、著作権侵害の早期発見、早期解決に貢献すると説明している。