AIベンチャーのエクサインテリジェンスは8月30日、AIの学習済みモデルプラットフォーム「exaBase(エクサベース)」を提供開始すると発表した。
exaBaseは活用シーンや利用技術から人工知能モデルを検索し、ダウンロードできるサービス。画像・動画解析、音声解析、文章解析、データ解析、データの前処理といった利用技術の5カテゴリーもしくは、異常を発見する、特定の人/モノを検出する、HRテックを活用した人事業務の効率化する、数値データを効率的に分析するなど14の活用シーンが用意されている。活用シーン検索では経営企画の視点でAIを導入したいという目的を想定し分類しているため、開発者だけではなく経営に携わる担当者にもAI導入のヒントとして活用することができるという。
また、学習済みモデルがどのような機能を持っているのか、どんな活用方法があるのかを動画で確認することも可能だ。さらに同サービスでは、最新の論文で発表された現場で使える人工知能モデルを随時掲載しているほか、ダウンロードしたモデルを自由に改変することもできる。
無償サービスでは、論文をもとに作った人工知能モデルをダウンロード可能。有償サービスは、これまで同社が開発してきたモデルやソフトウェアを、企業のニーズに応じて最適にカスタマイズして提案・提供する。
言語は日本語と英語(近日公開予定)で提供し、今後は国内外問わず幅広い業界、分野をカバーしていくとしている。