サイバートラストとソフトバンク・テクノロジー、ミラクル・リナックスの3社は、2017年7月に米ラムバスと基本合意した「セキュアIoTプラットフォーム」について、ミツフジの提供するウェアラブルIoTブランド「hamon」に採用されたことを発表した。

「hamon」は心電、心拍、活動量といった生体情報を取得できるウェアラブル製品。従来、着衣型生体センサーから取得したデータは、Bluetoothによりスマートフォン経由でクラウドに収集していたが、今後リリースされるWi-Fi型トランスミッタによってスマートフォンを経由せずに直接クラウドにデータを送れるようになり、より幅広い環境での利用を実現するという。

「hamon」の連携イメージ

今回、「セキュアIoTプラットフォーム」を採用することによって、Wi-Fi型トランスミッタの製造段階から電子認証情報をセキュアに格納し、認証システムと連携することで、真正性の確認が取れている機器へのみクラウドサービスを提供できるようになるほか、OTA(Over The Air)で更新ソフトウェアが安全に配信される仕組みを実現する。