Q-Successは8月28日(ドイツ時間)、「Usage Survey of Web Servers broken down by Ranking - Web Technology Surveys(Nginx is now the most used web server among the top 1 million websites.)」において、トップ100万サイトにおけるWebサーバ・ソフト「Nginx」のシェアがApacheを抜いて1位になったと伝えた。トップ100万サイトにおけるWebサーバ・ソフトのシェアはNginxは41.5%、Apacheは41.4%となっている。
Nginxは特にトップサイトでの利用が進んでいる一方、Apacheは全体的にシェアを減らし続けている。Web Technology Surveysの調査結果では、ついにトップ100万サイトシェアでNginxのシェアが1位になった。
Apacheは長期にわたってWebサーバのシェアナンバー1を維持してきたが、Nginxの登場以降、徐々にシェアを減らす傾向を見せている。特にアクセス数の多いサイトを中心にNginxを採用する動きが続いており、シェアの減少が続いている。
シェアの割合は調査会社によって異なっているが、長期の傾向としてはどのデータも似たような動きを見せている。Apacheはシェアを減らし続け、アクセス数の多いサイトを中心にNginxが、それ以外のサイトではMicrosoft IISがシェアを増やしている。今のところ、この動向が変わる強い理由は見つからず、今後も同様の傾向が続くのではないかと見られる。