パナソニックは8月28日、自治体と連携した遠隔在宅ケアサポート・システムの実証実験を2017年9月1日より順次開始していくと発表した。

同実証実験は、要介護状態の単身世帯でも心して自宅で生活できる環境/仕組みづくりを目指して、遠隔で宅内の状態や状況を把握できるよう、IoT機器を活用したシステム構築に取り組むというもの。すでに介護現場で実績のある「エアコンみまもりサービス」に、同社製の「ホームネットワーク」の機器を組み合わせたシステムを新たに構築し、生活状況に合わせてセンサーの種類や配置を設置する。

今回、在宅介護サービスを提供している地域の事業所と連携した実証実験を行うことで、介護ケアや緊急時に必要とされる情報の見極めとシステムの活用方法、および実用化に向けたサービス体制を検討していくという。