シャープは8月25日、デジタルサイネージに配信するコンテンツのレイアウトや表示順序の設定、配信スケジュールの策定、日々の運用までを、直感的な操作で簡単に行えるデジタルサイネージソフトウェアの新シリーズ「e-Signage S」を発売すると発表した。
「e-Signage S」は、静止画や動画などの素材を用いて、ドラッグ&ドロップなどの直感的な操作にてデジタルサイネージの表示画面の作成やレイアウトの変更が可能なサービス。 表示画面には、テロップや天気予報、Twitterのつぶやきをリアルタイムに表示するなど、より豊かな演出をすることができる。
新シリーズでは、「いつ」「どのコンテンツを」「どのディスプレイに」配信するかなどの配信スケジュールの設定等で、コンテンツの更新作業の手間を削減できるという。
従来は、コンテンツの一部分だけを差し替える場合においても、レイアウトや表示順序から配信スケジュールまで、すべてを再設定する必要がありましたが、新シリーズでは、変更したい素材をパソコン上で差し替えるだけで簡単に更新できる。
また、遠隔地からディスプレイの状態や表示画面を確認したり、ディスプレイ電源のON・OFFも可能となった。
新シリーズのラインナップは、ネットワークを介し1000台まで配信できる「e-Signage S Webサーバー版・Pro版」から、1台のディスプレイに配信する「e-Signage S スタンドアロン版」まで、運用規模や形態に合わせて選べる4タイプが用意されている。
なお、発売開始は11月上旬から12月中旬を予定している。