8月25日正午過ぎから、全国各地でインターネットに接続できないという障害が発生している模様だ。OCN、KDDI、任天堂は通信障害が発生したことを案内している。
OCNは障害発生を報告していたが、すでに回復していることを案内している。同社によると、海外の経路不安定事象により、通信の一部で断続的に利用できない状況が発生しており、同社の設備に異常は発生していなかったという。
KDDIは本稿執筆時点では、復旧しておらず、「インターネット利用のユーザーに大量の経路変動があり、通信不安定な状況が発生している」と案内している。
また、さまざまなWebサービスでも通信障害が発生している。例えば、任天堂や楽天証券はネットワーク障害により、提供しているサービスに接続しにくい状況があると案内している。
Serinus42 BVが提供しているWebサービスの障害状況を確認できるサービス「ダウンディテクター」によると、本稿執筆時点で、以下のような障害が生じている。24日に報告されている障害が5件なので、今回の通信障害の規模の大きさがうかがえる。
新聞各社の報道によると、総務省は「状況を確認中」と説明しているという。