ALBERTとテクノプロは8月25日、データサイエンティスト派遣事業で協業することを発表した。
ALBERTが保有する人工知能・機械学習を中心とした先端のデータ分析技術・コンサルティングノウハウを、テクノプロが抱えるソフトウェア技術者のうち適性をもつ人材に教育・育成した上で、テクノプロ・グループが持つ1800社におよぶ自動車、電機電子、インフラなどの製造業を中心とした取引先に対して、共同提供するという。
育成については、ALBERTが独自に開発したデータサイエンティスト養成プログラム「プロフェッショナル」を利用することで、比較的短期間で高度な分析技術の移植を行う。
また、サービスの共同提供の初期段階においては、ALBERTのデータサイエンティストが分析要件定義やプロジェクトマネジメントを担当し、テクノプロの技術者が実際の分析業務を担うことで、数多くの企業に対し並行してクオリティの高い分析サービスの提供を可能にするという。
協業において両社は年間100名のデータサイエンティストを育成し、将来的には1000名規模の技術者によるサービス供給体制の確立を予定しており、増加が見込まれるアナリティクス関連の技術領域において高品質なサービスを提供することを計画している。