テレダイン・レクロイは、SAS 4.0(Serial Attached SCSI)24Gb/s仕様のデバイスおよびシステムを検証できるジャマー内蔵プロトコルアナライザ「Sierra M244」を発表した。
同製品は、4レーンまでのSAS 3Gb/s、6Gb/s、12Gb/sおよび24Gb/sとSATA 3Gb/s、6Gb/sのトラフィックを採取できる。また、オプションのジャマー機能を追加することで、リアルタイムで1、2、4ポートのトラフィックの加工を可能としている。
アナライザ機能では、加工したトラフィックをモニタでき、プロトコルエラーやFECエラー、未完コマンドは自動的にフラグされる。また、Link Tracker機能はDWORD表示で、レーン間タイミングを簡単に観察できるようになったいう。
なお、同社は、SAS 4.0フル対応プラットフォームのほか、後日24Gb/s対応にアップグレードできるSAS 3.0プラットフォームも用意したとしている。