LINEは8月17日、博報堂DYデジタルとともに、LINEが提供する各種広告サービスにおける効果の最大化を目的として、「LINE」上での広告効果測定の精緻化を図る共同プロジェクトを開始したことを発表した。

LINEでは、企業から直接情報を発信できる「LINE公式アカウント」や、企業独自のスタンプを提供できる「スポンサードスタンプ」、企業が「LINE」に開設したアカウントと企業が持つ顧客データベースや基幹システムなどを連携できる「LINE ビジネスコネクト」など、多数の広告サービスを展開している。

プロジェクトの第1弾では、「LINE公式アカウント」と「スポンサードスタンプ」を対象に調査を実施。「LINE公式アカウント」および「スポンサードスタンプ」への出稿前後におけるユーザーの広告認知度やブランド認知度・利用経験・好意度・利用意向などの態度変容を調査し、その結果をもとにエンゲージメント指標を精緻化する。

また、プロジェクトによってLINEが提供する各種広告サービスにおける価値を改めて再定義し、他社サービスとの差別化を図るとともに、博報堂DYグループの「"生活者データ・ドリブン"マーケティング」の視点を入れることで、LINE独自のエンゲージメント指標を確立する。

そして、ブランド広告企業にとって最適な「マーケティングの戦略立案」から「親和性の高いクリエイティブ企画・制作」「メディアプランの策定」「広告配信の実施」「実購買も含めた効果測定・検証」までのマーケティングPDCAサイクルを両社にてワンストップで実現すべく、検討、運用していくとしている。