SCSKは8月8日、山形銀行に"One to Oneコミュニケーションを実現する"地域金融機関向けスマートフォンアプリ「MINEFOCUS(マインフォーカス)」を導入したことを発表した。

山形銀行に導入した「MINEFOCUS」は「やまぎんアプリ E-Branch」として同日よりサービス提供を開始。同アプリは、サードパーティが提供する端末保護を行うセキュリティ機能を組み込んでおり、スマートフォンからセキュアなインターネット支店口座開設や、インターネットバンキングおよびカードローンの申し込みが可能だ。

また、残高照会機能では、マネーツリーの提供する「一生通帳 by Moneytree」と連携することで、山形銀行の口座だけでなく、他の銀行や証券会社の口座、クレジットカード、電子マネー、マイル・ポイントなどの残高や利用明細を一元的に表示し、確認することができる。

「やまぎんアプリ E-Branch」 アプリ画面イメージ

「MINEFOCUS」はクラウド基盤や各種APIなど、地域金融機関が利用しているスマートフォンアプリの実行環境と連携することで、スピーディな導入を実現するという。

今後の実現予定の機能を含むと同サービスの提供機能は、リンク&店舗検索や口座開設などの「ポータル」、自動応答FAQや各種通知などの「アシスタント」、家計簿や各種試算などの「収支管理」、店舗ATM検索やクーポン配信などの「地域ポータル」、記事配信などの「マイテーマ」、ログインやSNS連携などの「マイページ」の6つ。