ソニーモバイルコミュニケーションズは、東京電力エナジーパートナー(以下 東電EP)と共同で、スマートホーム分野でIoTを活用したサービスを構築し、「おうちの安心プラン」を商品化したことを発表した。

このたび商品化された「おうちの安心プラン」は、スマートフォンのアプリを利用することで、家族の帰宅状況や留守中の自宅の状況を外出先からでも確認することができ、子どもがひとりで留守番をすることが多い家庭でも、安心して見守ることができるというもの。

両社は2016年8月、スマートホーム分野において、IoTを活用したサービスの開発と提供に向けた業務提携の検討を開始する基本合意書を締結し、昨年12月から2度にわたり、一般ユーザーによるフィールドトライアルを実施した。また、同サービスは、ユーザーのニーズに寄り添ったサービスを開発した成果だという。

なお、東電EPは、同サービスを顧客に届けるために、施工、サポート体制の構築を担った。今後も顧客基盤およびHEMSを含む電気使用に関する技術やノウハウを活用し、顧客へ快適で安心な暮らしを届けるという。

一方のソニーモバイルは、同サービスの機器、アプリケーション、IoTプラットフォームの設計、開発並びに構築を担っており、今後もこれらを活かしたスマートホームサービスの拡充を目指すということだ。

なお、両社は同サービスの機能・オプションを拡充していくとしている。