United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は8月3日(米国時間)、「Google Releases Security Updates for Chrome OS|US-CERT」において、Chrome OSに複数の脆弱性が存在すると伝えた。脆弱性のうちの1つを悪用されると、影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られるとされており注意が必要。
US-CERTではユーザや管理者に対して「Stable Channel Update for Chrome OS|Chrome Releases」の内容をチェックするとともに必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。提供されているアップデートでは脆弱性の修正以外にも、次のような変更が実施されている。
- セルラーネットワーク利用時の自動アップデート機能の改善
- セルタワー情報を使ってタイムゾーン選択およびロケーション選択の機能を拡張
- GPUラスタライズサポートの追加
本記事の中で、Chrome OSの脆弱性をChromeブラウザの脆弱性のように誤って記述している部分がありました。記事を修正いたしました。ご迷惑をおかけした読者の皆様ならびに関係各位には深くお詫び申し上げます。