NECネッツエスアイは8月3日、「ネッツボイス 音声クラウドサービス(以下、ネッツボイス)」のオンサイト型サービス「ネッツボイス・ライト」の提供を開始したことを発表した。

同サービスは、顧客の施設に「ネッツボイス」のサービスサーバを設置し、音声コミュニケーションシステムを提供する月額制サービス。

これまでのネッツボイスの特長であるコストメリットや柔軟性、ほかシステムとの連携やスマートフォンの内線化による音声コミュニケーションシステムをそのままに、オンサイトのサービスサーバから利用することができるようになる。

これにより、導入企業とデータセンターを接続するための専用ネットワークが不要となり、トータルコストを抑えて利用可能に。提供価格は、100内線規模の場合、月額11万円(税抜)からで初期費が別途必要だ。

「ネッツボイス・ライト」イメージ

同社は今後、セキュリティポリシー上の制約などでクラウドへ移行できない顧客やコスト面がクラウド化のネックとなっていた顧客を中心に、同サービスを展開していく予定。主軸となるネッツボイスとあわせたコミュニケーション基盤サービスの提供により、5年で累計70億円の売上を目指す。