富士通クラウドテクノロジーズは、同社が提供するパブリック型クラウドサービス「ニフティクラウド」において、8月8日から、企業向けのサポートサービス「ニフティクラウド エンタープライズサポート powered by FIP」を提供すると発表した。
クラウドを熟知したサービスマネージャーによる、インシデント管理を通じた改善提案や定期的なアセスメントといったITサービスマネジメントを提供する。
サービス提供背景には、企業ユーザーからの問い合わせに対する迅速な回答やセキュリティ上のリスクなどの最小化、クラウド構成の最適化に向けたサポート、ISO9001やISO/IEC20000などの各種認証への適合に必要な継続的な改善活動の支援など、より高度な運用サービスに対する要望が高まっている点があるという。
今回提供する「ニフティクラウド エンタープライズサポート powered by FIP」は、富士通エフ・アイ・ピーとの連携により提供するもので、まずはeast-4リージョンで提供を開始し、今後対象リージョンを拡大していく予定。
サービスには、ITILのフレームワークに準拠したITサービスマネジメント(ITSM)や顧客の要望レベルに合わせた3段階のプランがあり、「エコノミー」はインシデント集計・評価など、障害・保守時のフォローおよび迅速復旧支援。「スタンダード」は「エコノミー」に加え、計画保守時の事前説明や構成管理など運用品質の向上を支援。「プレミアム」は「スタンダード」に加え、キャパシティ管理を含むITSM全般を、担当者が顧客を訪問してサポートする。
価格(税別)は、「エコノミー」が基本利用料80,000円/月、従量課金4,500円/サーバ、「スタンダード」が基本利用料250,000円/月、従量課金11,000円/サーバ、「プレミアム」が基本利用料500,000円/月、従量課金19,800円/サーバ。