Windows 10 Insider build 16251からすでにベータの指定が取れている - Windows Subsystem for Linux out of Beta!より抜粋

Microsoftは7月28日(米国時間)、「Windows Subsystem for Linux out of Beta!|Command Line Tools For Developers」において、今年の秋に公開が予定されている次期アップデート「Windows 10 Fall Creators Update」において「Windows Subsystem for Linxu」が正式な機能として出荷されると伝えた。Windows 10 Insider build 16251ですでにベータとしてのマークは外れている。

「Windows Subsystem for Linxu」がデフォルトで利用できるようになると、macOSのようにUNIX系のコマンドを利用した操作や開発、管理が可能になる。WindowsはこれまでデフォルトではUNIX系のコマンドターミナルとコマンド群を提供していなかった。今後、導入が簡単になることで、デベロッパーにとって扱いやすい機能が増えることになる。

なお、「Windows Subsystem for Linxu」ではHTTP Webサーバ(Apache、Nginxなど)やデータベース(MySQL、MongoDBなど)といったソフトウェアの動作は想定していないほか、Windows側からLinuxのファイルにアクセスする機能は想定していない。

また、GUIアプリケーションやデスクトップなどをサポートする予定はなく、前述したようにサーバとしての機能を提供する予定もないとしている。あくまでユーザーがインタラクティブに利用する場合での利用を想定するとしている。