Opensource.comは7月26日(米国時間)、「20 Linux commands every sysadmin should know|Opensource.com」において、Linux管理者が知るべきコマンド20を紹介した。アプリケーションが動作しなくなった時、オペレーティングシステムの調子が悪いときにこうしたコマンドを使って問題を調べることができるとしている。
記事で取り上げているコマンドは次の通り。
- curl - URLトランスファーコマンド。エンドポイントコネクティビティやデータベースへのコネクティビティテストにも使える
- python -m json.tool / jq - JSONデータ整形および操作ツール
- ls - ファイルやディレクトリ情報一覧表示
- tail - ファイルの後方を表示
- cat - ファイルの中身を表示
- grep - テキスト検索
- ps - プロセス情報を一覧表示
- env - 環境変数を一覧表示
- top - プロセス情報をモニタリング
- netstat - ネットワークステータスを表示
- ip address - ネットワークインタフェース情報やホストに関連付けられているアドレス情報を表示(インストールされていない場合はiproute2パッケージをインストール)
- lsof - プロセスがオープンしているファイル情報を一覧表示
- df - ディスクの空き容量を表示
- du - ファイルやディレクトリの容量を表示
- id - ユーザー情報を表示
- chmod - パーミッション変更
- dig / nslookup - DNS利用
- iptables - ファイアウォール制御
- sestatus - SELinuxの有効無効をチェック
- history - コマンド履歴を表示
記事では、サンプル実行例も含めてコマンドの使い方をわかりやすく説明している。Linuxサーバはコマンドの使い方をより深く、そしてよりたくさん知ることで詳しくシステムの内容を理解できるようになる。