大日本印刷(DNP)は7月27日、各種決済サービスを提供するビリングシステムと協業し、電気・水道・ガスなどの公共料金の振込票の支払いを、スマートフォン上で簡単に行えるアプリの提供を、銀行などの金融機関に向けて2018年3月から開始すると発表した。
今回、ビリングシステムが提供するスマホ決済アプリ「PayB」の機能を活用して、スマホのカメラで公共料金などの振込票にあるバーコードを撮影するだけで簡単に支払いが行えるアプリを共同で開発。「DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリ」と連携して提供する。
利用者は、同アプリを起動後、氏名や生年月日、口座番号などの基本情報の登録を行い、振込票に印刷されたバーコードをスマホのカメラで撮影すると、支払い金額の明細と引き落とし口座情報の確認画面が表示され、確認後、支払いが完了する。
これにより、コンビニや金融機関に行かずに、時間や場所を問わず振込票支払いを行うことができる。
なおアプリは、「iOS」「Android」それぞれに対応している。