NECネッツエスアイは7月26日、米Saviokeのデリバリーロボット「Relay」を活用するためのサービスの提供を開始したと発表した。

デリバリーロボット「Relay」の外観と仕様

同サービスは、Relayの導入に必要なインフラ構築からロボットのレンタル・運用・メンテナンスまでワンストップで提供するというもの。すでに品川プリンスホテル Nタワーにて同サービスの展開が決定しており、同社は、構内通信機器や自動ドア、エレベータとRelayが連携するための事前施工などのインフラ構築から運用・メンテナンスまでを担当することとなる。

Relayの活用イメージ。ホテルの例

なお、Relayは、すでに米国を中心にホテルの客室への軽食や飲み物の運搬、アメニティの配送業務などで活用されるなどの実績がある。NECネッツエスアイでは今後、ホテルをはじめオフィスビルやマンション、倉庫や介護施設などへ同サービスの提案を進めていくことで、2020年までに250台の導入、ならびに売上累計20億円を目指すとしている。

導入効果のイメージ