ヨコオは7月24日、HDDに置き換わるストレージデバイスとして、タブレットやノートパソコンへの搭載拡大が予測されているSSDに対応した量産検査用接続治具「CCMA」を発売することを発表した。
SSDの検査では、SSD側の接続端子を検査機器側の基板に実装されたコネクタに挿入することでSSDと検査機器との接続をとるのが一般的であるが、この方法では、コネクタの耐久性不足から、頻繁に検査を中断してコネクタを交換しなければならないという問題があった。
同製品は、すでに市場投入している同社のFPC(Flexible Printed Circuits)検査治具およびB to B(Board to Board)コネクタ接続治具と同様、SSDを差し込んでクリップするという簡単な操作で、SSDと検査機器との接続を可能にしたものである。
また、SSD側の端子との接触子にコンタクトプローブを使用していることから、量産工 程における耐久性も有している。製品ラインアップとして、現在の主流である mSATA規格対応用と、今後市場の中心となることが予測されているM.2規格用の2種類を揃えている。
なお同製品は、7月下旬に発売予定とされている。