デジタルマーケティングシステムの開発を手掛けるModulayは7月25日、フルオートメーションによるWEB接客ツール「qualva」をリリースしたことを発表した。

qualvaとは、ウェブサイトを訪問したユーザーのフォーム入力をアシストし、コンバージョンを促進するフルオートメーション型ウェブ接客ツール。チャット形式のユーザーインターフェースを採用しているため、ノンストレスでユーザーからの回答を導くことが可能であり、その結果としてサイト離脱率低下・コンバージョン率の大幅アップに貢献するという。

主な機能としては、自動で産出されたコンバージョン率をはじめとする、流入数とコンバージョンの推移や言語割合、ディバイスやOS、ブラウザごとの割合などをDashboardで可視化する機能を搭載した。フォーム設問ごとの入力率も計れるため、設問自体の効果測定を行うことができ、より適切な内容・尋ね方にブラッシュアップすることが可能だという。

Dashboardのイメージ

また、コンバージョンしたデータを顧客のデータベースに格納し、これまでのワークフローを壊さずに同サービスの導入が可能。各種APIによって企業の業務体系にフィットさせることもできるという。

API連携する外部サービス例

そのほか、対話形式によるクレジット決済で単品通販における販売促進をサポートすることや、広告からのチャット型ランディングページとして直接同サービスを起動することなども可能。デザインは15色のカラーパターンを無料で利用できるほか、企業・サービスに合わせたオリジナルのデザインを作成できる。さらに、シナリオ型ボットによる入力への自動応答、AIによる音声案内などの機能も搭載している。

デザインバリエーションの例