ExtremeTechに7月24日(米国時間)に掲載された記事「MS Paint, Screensavers Get the Axe in Windows 10 Fall Creators Update - ExtremeTech」が、この秋に公開が予定されているMicrosoft Windows 10 Fall Creators Updateにおいて、長年利用されてきた「ペイント」が削除される可能性があると指摘した。「ペイント」はビットマップベースの描画アプリケーション。Windows 1.0から長きにわたってデフォルトアプリケーションとして配布されてきた。
同記事は、Microsoftの発表「Features that are removed or deprecated in Windows 10 Fall Creators Update」に基づくもの。
MicrosoftはすでにWindows 10に「Paint 3D」と呼ばれるアプリケーションを同梱している。このため、「ペイント」の必要性は低いとして同梱を廃止する可能性がある。Paint 3Dは「ペイント」と比べて多機能だが、「ペイント」よりも重い傾向が見られる。ユーザーの要望が高まれば、しばらくは「ペイント」は残ると見られるが、将来のいずれかのアップデートで廃止されることが予想される。
「ペイント」のほかに、MicrooftがMicrosoft Windows 10 Fall Creators Updateにおいて廃止する可能性を発表しているのは、「3D Builder」「Outlook Express」「Reader」など。