ヤマトシステム開発は、「ストレスチェック」の導入を検討している企業向けにWeb版とペーパー版の併用可能な「ストレスチェック支援サービス」の提供を開始した。

サービスは、平成27年(2015年)12月に施行した改正労働安全衛生法で義務づけられた従業50名以上の事業場に対するストレスチェック制度の実施をWeb版とペーパー版の双方に対応する形で提供するもの。Web版は富士通提供の「組織ストレスアセスメント e診断@心の健康SaaS」を用い、ペーパー版では個人別送付用封筒兼返信用封筒、質問票、回答用マークシートの用意から、回答者情報の印刷・封入、回答用紙の読取り、診断後の結果印刷・個人別封入や案内の送付と、機密性が求められるバックオフィス業務に実績のある同社が一括で対応する。

サービス概要図(同社資料より)

同社は、ストレスチェックの実施については、事業場の環境によりぺーパー版の利用も多く、煩雑な工程が課題となっていたが、Web版とペーパー版の双方を提供は、事業場のニーズに合わせた併用やワンストップでの提供と担当者の業務負担の軽減が可能になるとしている。