アライドテレシスは7月19日、同社のSDN(ソフトウエアデファインドネットワーク)/アプリケーション連携ソリューション「Secure Enterprise SDN(SES)」と次世代ファイアウォール/VPNルータである「AT-AR4050S」「AT-AR3050S」とを連携させ、SDNによるネットワークセキュリティの強化ソリューションを提供すると発表した。
AT-AR4050S/3050Sは、次世代ファイアウォールを搭載するUTM(統合脅威管理)/VPNルータ。IPsecやL2TPv3などのVPNへの対応および、IPレピュテーション/アンチウイルスなど次世代ファイアウォールで必要不可欠なセキュリティエンジンを搭載し、外部からの攻撃や社内からの情報漏洩を防ぎ、安全なインターネット接続環境の構築を可能としている。
SESは、SDN技術をエンタープライズ市場に適応させ、企業向けアプリケーションとネットワークを連携/連動させることにより、ネットワーク運用管理に要する工数/コストの削減、およびセキュリティの強化を実現するという。
すでにSESは、IT資産管理システムやネットワーク脅威検知システムと連携しているが、自社製品であるAT-AR4050S/3050Sとの連携により、IPレピュテーション/ファイアウォール/マルウェアプロテクション/アンチウイルスで検出した感染端末の通信をエッジスイッチで遮断・隔離し拡散防止をするといった、情報漏洩防止ソリューションを提供する。なお、アンチウイルスはAT-AR4050Sでのみのサポートとなる。