マクロミルは7月19日、通販の利用実態調査の結果を公表した。
同調査は、全国の男女20~69歳で通販を月1回以上利用する人を対象にインターネットリサーチを用いて7月12日に実施したもので、サンプル数は合計1000件となる。
これによると、利用金額が最も高かったのは「ネットスーパー」で月平均1万1560円、次いで「ECサイト」が月平均1万589円との結果に。
利用頻度では、「ネットスーパー」を週1回以上利用する人が最も多く、「ECサイト」は月に1回以上利用する人が多いということが分かった。
「店舗・店頭ではなく、通販で買い物をした理由」をチャネルごとに尋ねたところ、「品揃えが豊富」「価格が安い」「いつでも買える」といった共通の理由がランクイン。
ECサイトは「ポイントが貯まる」が49%で4位に、ネットスーパーは「大きな荷物や重たい荷物を運んでくれる」が52%で2位にそれぞれランクインしている点が特徴的だ。
また、カタログ通販やテレビ通販、新聞広告・折込チラシの通販といったオフラインのチャネルでは、共通して「通販でしか買えない商品がある」がトップに。テレビ通販と新聞広告・折込チラシの通販では、「つい買いたくなってしまう」「商品が魅力的」も上位5位内にランクインした。
ECサイトは「ポイント目当て」、ネットスーパーは「利便性」、カタログ通販・TV通販・新聞広告・折り込みチラシの通販は「商品そのものの魅力」で利用する人が多いという傾向が明らかとなった。