リクルート進学総研は7月13日、高校生の大学選びの動向を明らかにする目的で実施している「進学ブランド力調査」の2017年における結果を発表した。
同調査は、関東エリア、東海エリア、関西エリアの高校に通っている2018年3月卒業予定者(調査時高校3年生)計7万4000名を対象に実施したもので、有効回答数は7981名。
関東・東海・関西エリアの「志願したい大学」は、関東エリアでは「早稲田大学」が9年ぶりに1位となり、「明治大学」(2009年から8年連続1位)が2位となった。
東海エリアでは「名城大学」が2年ぶりに1位となり、関西エリアでは「関西大学」が10年連続で1位、同率で「近畿大学」が調査開始以来初の1位となった。
男女・文理別では、関東エリアでは「早稲田大学」が文系理系共に1位となった。
東海エリアでは男子で「名城大学」、女子で「南山大学」が1位、関西エリアでは男子で「近畿大学」、理系で「大阪大学」が1位となった。
「知っている大学」ランキングでは、関東エリアでは早稲田大学(昨年1位)、東海エリアでは名古屋大学(昨年1位)、関西エリアでは近畿大学 (昨年1位)が1位となった。
「大学のイメージ」ランキングでは、関東・東海・関西の順に、「国際的なセンスが身につく」の1位となったのは、上智大学(昨年1位)、南山大学(昨年1位)、関西外国語大学(昨年1位)だった。「学校が発展していく可能性がある」の1位となったのは、早稲田大学(昨年2位)、早稲田大学(昨年3位)、近畿大学(昨年2位)、「おしゃれ」の1位となったのは、青山学院大学(昨年1位)、青山学院大学(昨年1位)、同志社大学(昨年3位)という結果となった。