日立ソリューションズは7月13日、企業のIoTデバイスから収集する位置情報の有効活用を支援する「GeoMation 空間情報IoTプラットフォームサービス」を7月14日からクラウドで販売開始すると発表した。
同サービスでは、同社の空間情報事業のノウハウを用いてスマートフォンのGPS情報やBLEビーコン、ネットワークカメラなどのIoTデバイスから位置情報を収集して分析し、移動履歴や稼働状況を地図やグラフでタイムリーに可視化することができる。また、時間経過によって変化する位置情報の操作や特定エリアへの侵入を検知する空間情報解析といった機能をオープンAPIで提供するので、既存システムからの接続や他プラットフォームとの連携が可能だ。
さらに、企業が所有する工場フロア図のようなデータや国土地理院の地図サービスのようなオープンデータを組み合わせて分析できるため、目的に応じたシステムを迅速に実現することも可能だという。
初期導入サービスは30万円で基本サービスの利用料は10万円~、カスタマイズや導入支援は個別の見積。標準テンプレートを利用する場合、最短2週間で利用を開始することができるという。