LINEは7月12日、コミュニケーションアプリ「LINE」関連サービスを対象とした運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」において、新たに2つのオプションメニュー「リーチ&フリークエンシー」「ブランドリフトサーベイ」の提供を開始した。
「LINE Ads Platform」では、LINEのタイムラインでの広告表示テストを2015年より開始し、2016年6月から運用型広告配信システムの導入および「LINE NEWS」サービス内での広告配信の本格運用を開始。2017年1月末時点で1000以上の企業・ブランドに利用されているという。
そして、今回、同プラットフォームにおいて、ブランド広告企業におけるマーケティング活動の最大化を目的に、新たに2つのオプションメニューを追加した。
1つ目の「リーチ&フリークエンシー」は、同プラットフォームでの広告配信において、1ユーザーあたりの広告表示回数の上限設定をしつつ、通常配信よりも優先的に広告配信ができ、リーチの最大化が図れるブランド広告企業向けのオプションメニュー。
これにより企業は、短期間に多くのユーザーに広告を接触させることができ、より計画的かつ大規模なプロモーションが可能となる。現時点での配信面はLINEのタイムライン面のみ、対応フォーマットは動画形式のみだが、これらは今後変更・追加される可能性があるという。
2つ目の「ブランドリフトサーベイ」は、同プラットフォームでの広告配信と併せて、その広告接触の有無でユーザーを分類抽出し、それぞれのユーザーに対し、連携する調査会社によるブランドリフト調査を行い、広告効果を測定することができるというもの。
該当広告への接触者と非接触者に対し、広告認知度やブランド認知度・利用経験・好意度・利用意向などの項目を設定し調査することで、正確に広告効果を把握しその後のマーケティング活動に活かすことができる。
こちらも、現時点での配信面はLINEのタイムライン面のみで、対応フォーマットは動画形式のみとなる。