タイムズ24は7月12日、仙台市交通局が発行するICカード乗車券「icsca」を用いて、仙台市内に配備するカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」の全車両を利用できるサービスを8月1日より開始することを発表した。
合わせて、7月14日より仙台市地下鉄仙台駅に無人入会機を設置する。
実際の操作は、車両のリアガラス等にあるカード読み取り部分に登録済みのicscaをかざし、車両のドアロックを解除。助手席の前のグローブボックス内にあるキーボックスから、クルマのキー取り出す。
車両のリアガラス等にあるカード読み取り部分に登録済みのicscaをかざし、車両のドアロックを解除 |
助手席の前のグローブボックス内にあるキーボックスから、クルマのキー取り出す |
同社は2011年に仙台市にカーシェアリングステーションを開設して以降、その数を拡大し、2017年7月時点で129カ所332台の車両を配備してサービスを展開してきた。地元に住む方の移動手段や法人の営業車としての利用のほか、観光や仕事で仙台を訪れた方にも利用されている。
2015年12月からは、仙台市地下鉄東西線の荒井駅で「icscaレール&カーシェア」を開始。荒井駅前に設置しているタイムズカープラスの車両をicscaで施解錠できるようにした。
今回の取り組みでは、その対象を大幅拡大し、仙台市内に設置しているすべてのタイムズカープラスの車両をicscaで施解錠できるようにする。
7月14日には、仙台市地下鉄仙台駅にタイムズカープラスの無人入会機を設置。icscaで施解錠するためには、タイムズカープラスとの連携が必要となるが、8月1日からは、その手続きも無人入会機で可能となる。