日本テレビ放送網(以下、日本テレビ)とNTTレゾナント、フォアキャスト・コミュニケーションズの3社は7月7日、日本テレビ系列水曜ドラマ「過保護のカホコ」と連動したAI会話サービス「AIカホコ」の提供を開始した。
「過保護のカホコ」は、現代の日本が産んだ過保護の象徴となる女子大生の「カホコ」が、自分と正反対の人生を送ってきた青年「初」と出会い、自分の中に眠っていた本当の力を目覚めさせ、家族の問題を解決しながら家族の危機を乗り越え、成長していく物語。
今回提供開始する「AIカホコ」では、「カホコ」がAIのキャラクターとなり、友人同士のような会話ができる。
具体的には、ユーザーの投稿に対し「AIカホコ」がLINE Messaging APIを利用したLINEアカウント上で返答。ドラマが各話放送終了するごとに、各回のドラマの内容とユーザーとの応答履歴を新たにディープラーニング(深層学習)で学習し、ドラマの進行と連動して「AIカホコ」も徐々に進化していく。
また、NTTレゾナントが提供する「gooのAI」をベースとするため、文脈を踏まえたユーザーとのスムーズな会話を実現しているという。
なお、テレビドラマと連動したAIサービスの提供は放送業界初の試みとなる。