クオリティソフト、ウチダスペクトラム、サイバネットシステムの3社は、各社クラウドサービスの利点を活かした連携自動化の協業を開始したことを発表した。

協業第1弾としてクオリティソフトのクラウド型エンドポイントセキュリティ管理「ISM CloudOne」とウチダスペクトラムのソフトウェア資産管理「SMART@SAM」が自動連携化したサービスがサイバネットのクラウドサービスで提供される。

クオリティソフトのクラウド型エンドポイントセキュリティ管理「ISM CloudOne」は、シンプルマネジメントを掲げ、セキュリティ対策やスマートデバイス管理、IT資産管理と総合的なセキュリティをクラウドで提供、約50,000社の導入実績を誇るソリューションとなる。

「ISM CloudOne」と「SMART@SAM」の連携概要

ウチダスペクトラムは、ソフトウェアライフサイクルマネジメントやIT資産管理、SAM(Software Asset Management)業務に強みを持ちクラウド型ソフトウェア資産管理「SMART@SAM」を展開、この2つのクラウドソリューションが連携する。ISM Cloud Oneで収集したソフトウェアのインベントリ情報が「SMART@SAM」にインポート可能な形式で出力され、ライセンス情報に紐付いたエンドポイントでの管理が可能になる。サイバネットは、両製品の国内外での販売実績を持っており、このセキュリティとライセンス管理が連携したクラウドサービスの提供を6日より開始している。

IT化が進むなかで、企業に求められるコンプライアンスも重要視されはじめており、ソフトウェア利用者に関しても法整備や国際基準の制度化(ISO/IEC19770-1)が進んでいる。