ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジーは7月6日、シンクライアントOSの新製品として「Phantosys(ファンタシー)10」を同日から発売すると発表した。
「Phantosys(ファンタシー)10」は、サーバ上に仮想ディスクを設定してネットワーク経由で仮想ディスクのOSを起動するネットワークブート方式のOSで、小中高大など教育関連市場での納入実績が多い。
今回の「Phantosys10」では、起動時間をさらに短縮し、キャンパス間同期を可能にした。さらにプリロード機能により2回目以降の起動速度を短縮している。
キャンパス間同期はフルタイムで可能で、各キャンパスに管理者がいなくても、メインとなるキャンパスでイメージ更新作業を行い、他のキャンパスのクライアントPCが稼働中であっても、サーバ間のイメージの同期処理が可能になった。
また、独自開発の統合管理ツール「Phantosys コンダクター10」をオプションで用意した。同ツールでは、複数のサーハ群や拠点を一元管理でき、クライアントをグルーフ単位で管理可能。そのほか、イメーシ作成や削除、割り当て。さらに、電源のオンオフ、イメーシの切り換え、復元、メッセーシなとの運用タスクや、ウィルスハターン更新やWindows Updateを自動的に行うことかできる。