fossBytesに7月4日(米国時間)に掲載された記事「CheerpJ Converts Your Java Apps To JavaScript Apps Without Accessing Source Code」が、ソースコードを利用せずにJavaのバイトコードからJavaScriptコードを生成するツール「CheerpJCheerpJ」を紹介した。2017年7月の時点で限定バージョンが公開され、2017年後半にはフル機能を備えたコマーシャル版の公開が予定されている。
CheerpJはLLVMコンパイラインフラストラクチャをベースに開発されたJava-JavaScriptオフラインコンパイラおよびオンザフライコンパイラ。クライアントサイドのWebアプリケーションをJavaで開発することを可能にするという。OpenJDK Java SEランタイムすべてをJavaScriptに変換して利用しているため、適用範囲が広い。
LLVMを利用したコンパイラには特定のプログラミング言語からほかのプログラミング言語を生成するタイプのものが少なくない。特にWebブラウザがサポートしているプログラミング言語がJavaScriptであるため、ほかのプログラミング言語からJavaScriptを生成するタイプのコンパイラが開発されている。