IIoT(Industrial IoT)分野における技術商社であるリンクスは7月5日、2017年3月に買収したシンガポールのウルトラビジョンの社名を、9月1日よりリンクスシンガポールに変更し、東南アジア市場への事業拡大を図ることを明らかにした。
リンクスシンガポールの設立に伴い、これまでウルトラビジョンにてセールスディレクターとして活躍してきたヘンリー・チア氏が同社のマネージング・ディレクターに就任し、リンクスグループの東南アジア市場での事業を担当することとなる。
今後の成長戦略としてリンクスの代表取締役を務める村上慶氏は、2016年から2020年の5年間で、リンクスシンガポールを含むグループ全体での売り上げ・社員数をそれぞれ3倍にするという目標を掲げる。
リンクスは、日本国内のみならず東南アジア市場への事業拡大を行う上で、ウルトラビジョンの同市場における実績を評価し今回の買収に至ったという。今後は、リンクスシンガポールとリンクスの関係を強化し、これまで日本国内で展開してきた実績や国内の人的資源を活用していくことで、東南アジア市場における顧客へのサービスの拡充化を図っていくとしている。